永遠なる不完全性

 Góðan daginn.

 

 今日はジムに行くとプールが運よく貸し切りだったので、クロール200m・平泳ぎ200m・背泳ぎ100mをサラッと泳いで終わりました。せっかく貸し切りだったのでもう少し泳いでもよかったのですが時間がないので。

 その後本当はジムのサウナに入る予定でしたがやはり時間がないのと考えが深まってきたのでアイデアが新鮮なうちに出てしまいました。ということでジムで溜まった考えを書いていきます。

 

 ジムに行く前にXで以下のツイートを見ました。

 これを見て、ふたつ考えました。

 まず、寝るときの時間を活用して何かを学ぶのはいいのではないかという事です。もちろん早く眠りに就けるに越したことはないですが、今のところすぐに眠りに就く方法を見つけられておらず、いつも眠るまでに時間がかかるので時間の有効活用かもしれないと感じました。

 一方で、内容が気になって寝れないのではないかとも思いました。自分は恐らく多少わからないにしても必死に理解に努めるだろうから、気になって頭が冴えてしまう気がします。初めわからなくてもだんだん理解が深まるのは漢文の素読みたいなもんなのかなーと思いますね。

 ただ、普段私は寝るときかなり静かな環境で寝るのですが、それはそれで落ち着かないのかもしれないなとも思い、可能性を探ることにしました。

 

 ということで、紹介されている動画の他に何かいい動画はないかと思い、YouTubeを開いてみたら、あるわあるわいつか時間があれば見たいと思っている長尺動画の数々。上述のように内容が気になると思うので、やるなら外国語をスピードラーニングするのがよさそうです。あとは画面の照度を落とさないといけません。

 

 と、このあたりまで考えてジムに行きました。今日は月末なので今日中に行く必要がありました。

 長尺動画を見ていた時に、ゆる言語学ラジオやコテンラジオなど、「ラジオ」がいくつか目に留まりました。前々から気になっていたのですが、世の中の人はどのタイミングでラジオを聞いているのでしょうか? 倍速にしても30分はあるようなコンテンツですが、腰を据えて聞くのは視覚情報がなくて落ち着かない気がします。作業中はありえますが、日頃頭を使わないでできる作業ってそんなに発生しますかね? それこそ寝落ち用なのでしょうか。

 

 そう考えていると、そもそも自分のやりたいことをやる暇なんてほとんどないなと思い、少し気分が落ち込みました。

 YouTubeだけでも、ラジオ以外にも長い動画でみたいものがたくさんありますし、「後で見る」にはすでに1,000以上の動画が保存されていて、数年は見るものには困らないでしょう。

 YouTube以外にも映画やアニメもみたいものがたくさんあって、音楽も聴きたいものが数年分、ことに本については数十年かかっても読み終わらないほどの量があります。本だけ明らかに必要な時間が長いという点については、来年にも本気で速読に取り組みたいと思っています。

 

 こんな状況ですので、なにかをやるとき、同時にその何十倍もの選択肢を諦め捨てているということになり、この状況はおそらく永遠に解消されることはないでしょう。やりたいことがすべて終わることはないのです。前からわかっていましたが、少し悲しくなりました。

 

 では、そんな中で自分は何をして生きていけばよいのでしょうか。適当にあれこれさわってみるのも悪くはないのですが、中途半端に終わることは必至なので、ある程度経験として後に残すためには何かの基準に沿って厳しく取捨選択する必要があるのではないかと思います。自分がすることにもっと自覚的にならねばなりません。

 何を基準にするかは、自分にとって何が大切であるか、モノを考えるときに何に軸を置いているか、人生の指針は何か等から演繹的に考えて、現時点での目標の周辺事項に取り組むのがいいと考えました。

 

 加えて、選ぶものに対する指標としてふたつ考えました。

 まず、できるだけ後につながるものであることです。限られた時間の中で選ぶものですから、それが後々の体験価値を相乗効果で高めることができればよい選択であるとします。例えば、歴史小説を読む前に歴史について学ぶ、などです。

 そして、できるだけ能動的に取り組むものがいいと思います。現代は情報やコンテンツが溢れ、それをただ黙って受け取るだけでも十分暇を潰すことができてしまいます。なので逆に自分から積極的に考えたり体を動かしたり、あるいはフィードバックがあるようなものはいい選択だと思います。例えば、芸術に向き合って自分の感情の動きを試す、科学について学ぶ、などです。

 

 私の場合は、今は応用情報技術者の勉強を進めていて、これを受験する理由となったCSへの興味を軸にすると、やりたいことの中から「IT系の本を読む」「競プロをやる」、もっと広げると「数学の勉強をする」などが入ってきます。この他には、社会人になる直前なので「仕事に役立ちそうな本を読む」もあり得ます。

 

 ということで、まず手始めに明日にでもYouTubeの「後で見る」の整理を実施したいと思います。その動画が本当に他の数々の「やりたいこと」を差し置いてまで見るに値する時間帯効果の高い動画なのかを厳しくチェックします。

 

 ところで、ジムでここまで思考が深まるとは思っておらず、自分でも驚きました。スマホがない状況がよかったのかも知れません。泳いでいる間は外部からの情報が全然ないので、自分の頭の中でしかモノを考えられないですからね。特に自分はスマホ中毒のきらいがあるので、これがスマホデトックスというものなのでしょうか。

 

 さて、今後は「何をするかよく考えて本気で取り組む」、そのために「わずかな時間も活用する」ことが重要になります。最近わたしはポケモンスリープにドハマりし、ずっとそのことを考えていましたが、今日ある程度情報を整理したので今後はのんびり取り組んでいきたいと思います。ポケモンスリープについても行動指針がないからブレるしいつになっても悩み続けることになるんですね。今後はポケモンスリープに割く頭のリソースを減らしていきます(今日のグッドスリープデーは頑張らないといけません!)。

 一応どうすることにしたかを書いておくと、個体値が優れている手持ちのチルットとエーフィに育成のリソースをすべて注ぎ、後はポテンシャルの高い

 ・ピチュー(きのみ・早い)

 ・ヒノアラシ(きのみ・早い)

 ・チコリータ(きのみ・早い)

 ・ワニノコ(きのみ・早い)

 ・ゼニガメ(食材)

 ・ヒトカゲ(食材)

 ・フシギダネ(食材)

 ・キャタピー(食材・進化が容易・早い)

 ・ドードー(きのみ・早い)

は見つけ次第捕まえて厳選するという方針です。なお余力があれば後々活躍してくれそうなポケモン(主に食材が強い)も捕まえます。

 

 ポケモンに限らず常に人生の中心に何らかの軸があると何かと便利だと思いますし、まっすぐ目標に向かえるのでしょうね。理想像を意識して演じているうちにいつかは本物になるということは、森岡毅さんや出口治明さんの著書にも書いてありました。

 それにしてもやはり、最近の一番の悩みは「読みたい本が多すぎる」ですかね……。本を選ぶ際にも、上記のように特に価値の高いものを読みたいです。古典作品はそう簡単に現代のベストセラーに負けないというのは感じています。最近見た本にまつわる動画はこちら:

youtu.be

youtu.be

youtu.be

 

 ではグッドスリープデー、しっかり寝ていきましょう。

 Vertu blessaður.